【2025年12月】Googleコアアップデート対策『やることはこの5つ』

2025年は、Google公式(Search Status Dashboard)上で コアアップデートが3回確認できます。直近は December 2025 core update が進行中で、最大3週間かかる可能性があります。
※ダッシュボードの時刻は US/Pacific 表記なので、日本時間だと日付がズレて見えます
(例:12/11 09:25 PST=日本時間だと12/12頃)。
Contents
2025年の実施履歴(Google公式ベース)
- March 2025 core update:2025/3/13開始 → 2025/3/27完了(US/Pacific)
- June 2025 core update:2025/6/30開始 → 2025/7/17完了(US/Pacific)
- December 2025 core update:2025/12/11開始(US/Pacific)/ロールアウトは最大3週間
まず大前提:「役立つ記事(helpful / people-first)」が一番大事
コアアップデートは、特定のテクニックを当てに行くよりも、読者の役に立つ内容に整えることが王道です。
「検索のため」ではなく「読む人のため」に作られた記事かどうか。ここが軸になります。
読者に寄り添うためのチェック(初心者でもできる)
- 結論が先にあるか:冒頭で「この記事で分かること」を1〜2行で言えている
- 一次情報があるか:体験談、手順、検証、写真、数値など「あなたの情報」が入っている
- 不安を解消できているか:よくある質問(Q&A)で迷いを潰している
- 誰が書いたか分かるか:著者プロフィール・運営者情報があり、信頼できる
- 読みやすいか:見出しが整理され、ムダな前置きが長すぎない
対策 5選
1) まず「アップデートが終わったか」を確認
最初にやるのはこれだけ。Search Status Dashboardで 開始日・完了日を確認します。
2) 終了後すぐ分析しない。最低1週間待つ
Googleは、コアアップデートが完了してから 少なくとも1週間待って Search Consoleで分析するのを推奨しています。
3) Search Consoleで「落ちた場所」を特定する
見るポイントは2つだけ
- 落ちたページ(上位ページ)
- 落ちた検索語(上位クエリ)
小さな下落なら大きく触らず、大きな下落だけ深掘り、が公式の考え方です。
4) クイック修正はやめて、読者にとって意味のある改善をする
「これがSEOに悪いらしいから消す」みたいな 噂ベースの小手先修正は避けて、読みやすさ・分かりやすさなど ユーザーにとって筋の通る改善を、とGoogleは言っています。
5) 効果はすぐ出ないこともある(数日〜数か月)
改善しても、反映まで 数日で出ることもあれば数か月かかることもあり、場合によっては次のコアアップデートまで待つケースもある、と明記されています。
すぐ直すならここ(初心者向けの改善例)
- 見出しを整理:「結論 → 理由 → 手順 → 注意点」の順に並べる
- 冒頭を短く:前置きより「結局なに?」を先に書く
- 具体例を足す:スクショ・手順・実際の事例を1つ入れる
- FAQを追加:「いつ判断?」「何を見ればいい?」に答える
- 著者情報を明記:経験や実績、問い合わせ先を見える位置に置く
まとめ
- 終わるまで待つ
- 終了後1週間待つ
- Search Consoleで落ちたページ/クエリを見る
- 小手先じゃなく内容改善(読者の役に立つ形へ)
- 反映は時間がかかる
これが Google公式が示す基本の進め方です。