【2026年最新版】企業SNSで注目される“一人称Vlog型”動画とは?

ショントン

はじめに

最近のショート動画で注目したい型のひとつが、
一人称Vlog型の裏側動画です。

これは、企業や店舗がきれいに作り込んだPR動画を出すのではなく、働いている人や現場に近い人の目線で、1日の流れや仕事の裏側を見せる動画です。

たとえば、出社する、準備する、現場に向かう、撮影する、打ち合わせをする、作業する、休憩する、1日を終える。

こうした何気ない流れを、スマホで撮ったようなラフな映像でつないでいきます。

一見すると「素人っぽい動画」に見えますが、実際には今のSNSでかなり有効な動画フォーマットです。

一人称Vlog型とは?

一人称Vlog型とは、企業や商品を主役にするのではなく、“人の視点”を通して会社や仕事を見せる動画です。

従来の企業動画では、
「当社はこんな会社です」
「このサービスにはこんな強みがあります」
と説明することが多くありました。

一方で、一人称Vlog型では、説明よりも体験を見せます。

たとえば、
「SNS運用担当の撮影日の1日」
「店舗スタッフの開店準備」
「職人の現場入りから作業終了まで」
「Web制作会社の打ち合わせから納品まで」
「イベント運営スタッフの裏側」

こうした形で、見る人がまるでその現場に同行しているような感覚を作ります。

なぜ今、一人称Vlog型が見られやすいのか?

この型が見られやすい理由は、大きく3つあります。

1. 広告感が薄い

きれいに作られた動画は、見た瞬間に「広告っぽい」と感じられることがあります。

もちろん、完成度の高い映像が必要な場面もあります。
ただ、SNSのフィード上では、作り込まれすぎた動画よりも、自然に撮られたように見える動画の方が止まって見られることがあります。

ラフな動画は、粗いから良いのではありません。
人がそこにいる感じが伝わるから強いのです。

2. 会社の空気感が伝わる

企業SNSでは、商品やサービスの説明だけでは伝わらないものがあります。

それが、会社の雰囲気、スタッフの人柄、仕事への向き合い方、現場の空気です。

一人称Vlog型は、こうした“言葉にしにくい魅力”を見せやすい動画です。

社員やスタッフが主役になることで、企業の公式発信でありながら、視聴者にとっては身近な投稿として受け取られやすくなります。

3. 採用・ブランディングと相性がいい

求職者や見込み客は、
「この会社はどんな人が働いているのか」
「現場はどんな雰囲気なのか」
「依頼したらどんな人が対応してくれるのか」
を気にしています。

一人称Vlog型は、こうした不安を自然に解消できます。

特に、採用を強化したい会社、現場仕事の魅力を伝えたい会社、スタッフの人柄を見せたい店舗、サービスの裏側を見せたい企業には相性の良い型です。

一人称Vlog型で大切な考え方

一人称Vlog型や裏側動画は、ただ日常を撮ればよいわけではありません。

重要なのは、素人っぽく見えるけれど、構成はきちんと設計されているというバランスです。

本当に何も考えずに撮ると、ただの日記や身内向けの動画になってしまいます。

一方で、作り込みすぎると広告感が強くなり、SNS上では流されやすくなります。

この型で大切なのは、ラフに見えるけれど、見る理由がある動画にすることです。

一人称Vlog型の基本構成

企業や店舗がこの型を使うなら、以下の流れが作りやすいです。

1. 冒頭で「何の1日か」をすぐ伝える

最初の1〜2秒で、何の動画か分からないと離脱されます。

例としては、
「SNS運用担当の撮影日の1日」
「Web制作会社の打ち合わせの日」
「店舗スタッフの開店準備」
「職人の現場入りから完成まで」
「イベント撮影スタッフの裏側」

のように、最初にテーマをはっきり出します。

会社紹介として始めるのではなく、“人の1日”として始めるのがポイントです。

2. 準備・移動・朝の流れを見せる

次に、準備や移動のカットを入れます。

たとえば、カバンに機材を入れる、パソコンを開く、車に乗る、現場へ向かう、スタッフと合流する、チェックリストを確認する。

こうした細かいカットがあると、視聴者は現場に同行しているように感じます。

ここは、プロっぽく撮りすぎない方が合います。
少し手持ち感があるくらいの方が、SNSでは自然に見えます。

3. メイン作業を短く見せる

中盤では、1日の中心になる作業を見せます。

撮影、接客、打ち合わせ、編集、梱包、施工、仕込み、確認作業など、仕事の核になる部分です。

ただし、長く説明しすぎないことが大切です。

見せるべきなのは、
「何をしているか」
「どんな流れで進むか」
「どんな人が関わっているか」
です。

細かい説明よりも、手元や動きで伝える方がこの型には向いています。

4. 少しだけリアルな場面を入れる

一人称Vlog型で大事なのは、完璧な1日だけを見せないことです。

少しバタバタしている、予定が押している、昼ごはんを急いで食べている、撮影の合間に笑っている、スタッフ同士で確認している、終わった後に疲れている。

こうした場面があると、広告感が薄くなり、リアルな動画になります。

ただし、リアルに見せることと、雑に見せることは違います。
あくまで、視聴者が安心して見られる範囲でリアルを入れることが大切です。

5. 最後は日記っぽく締める

最後に強引な売り込みを入れると、一気に広告感が出ます。

この型では、
「今日は撮影3本分を終えました」
「普段見えない裏側はこんな感じです」
「次は編集日の1日も出します」
「この仕事、意外と体力勝負です」

くらいの自然な終わり方が合います。

販売や問い合わせにつなげたい場合も、動画内で強く売り込むのではなく、プロフィールや固定投稿、別投稿に導線を置く方が自然です。

素人っぽく見せる動画で気をつけること

この型は、スマホで撮ったような雰囲気が合います。

ただし、ラフに見せることと、雑に作ることは別です。

良いラフさとは、手持ち感がある、話し方が自然、現場音が少し残っている、完璧すぎない、スマホ目線で近い距離感がある状態です。

一方で、暗すぎる、音が聞こえない、何の動画か分からない、尺が長すぎる、社外秘が映っている、お客様やスタッフの許可を取っていない、といった状態は避ける必要があります。

ラフな動画でも、最低限の光・音・構成は重要です。

企業・店舗での活用例

この型は、かなり幅広い業種で使えます。

Web制作会社なら、撮影日の1日、打ち合わせから企画作成まで、編集スタッフの1日、納品前チェックの裏側。

飲食店なら、開店前の仕込み、新メニュー試作の1日、スタッフの営業前ルーティン、イベント出店の裏側。

建設・職人系なら、現場入りから作業完了まで、道具準備、プロの確認ポイント、素人には見えない作業の裏側。

観光・施設系なら、取材日の裏側、イベント準備、スタッフの案内ルーティン、撮影で回ったスポット紹介。

採用向けなら、新人スタッフの1日、入社後の仕事の流れ、現場同行、先輩スタッフのリアルな働き方。

このように、商品を直接売らなくても、人・仕事・現場の見え方を作ることができます。

実際に企業SNSへ落とし込むときのポイント

一人称Vlog型を企業SNSに取り入れるときは、映像をきれいに作ること以上に、その会社らしい1日をどう切り取るかが重要です。

同じ「1日の流れ」を見せる動画でも、主役にするスタッフ、撮影する日、見せる作業、残す会話や表情によって、伝わる印象は大きく変わります。

たとえば、採用を目的にするなら、スタッフの人柄や働く雰囲気が伝わる場面を多めに入れる。
サービス理解を深めたいなら、普段見えない準備や確認作業を見せる。
会社の信頼感を高めたいなら、丁寧な仕事ぶりやチームで動いている様子を切り取る。

このように、目的によって見せるべき場面は変わります。

一人称Vlog型は、スマホでも撮りやすく、制作コストを抑えながら続けやすい動画フォーマットです。
ただし、設計を間違えると、ただの日記や身内向け動画になってしまいます。

だからこそ、企業SNSで使う場合は、
ラフに見えるけれど、狙いは明確
という状態を作ることが大切です。

PIPELINEでも、こうした動画を企画する際は、単に「1日を撮る」のではなく、どの場面を見せることで会社の魅力が伝わるのか、どの距離感なら自然に見えるのかを整理しながら設計しています。

まとめ

最近注目されている一人称Vlog型の裏側動画は、企業SNSにとってかなり実用的な動画フォーマットです。

特徴は、
人の視点で見せる
1日の流れで構成する
素人っぽい撮影感を残す
仕事の裏側を見せる
売り込みすぎない
という点です。

この型は、採用・ブランディング・信頼づくりと相性が良く、特に現場や人柄が見えにくい企業ほど効果を発揮します。

今後は「何を伝えるか」だけでなく、誰の視点で、どんな距離感で見せるかがより重要になります。

企業SNSでは、きれいなPR動画だけではなく、こうした“人の目線で見せる裏側動画”を取り入れることで、より自然に見られ、信頼される発信につながります。

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