Canon・Nikon・SONY・FUJIFILM 写真の「色」はどう違う?

ケン

同じ景色を撮っても、カメラメーカーによって写真の“色”が全然違うって知っていましたか?
この記事では Canon/Nikon/SONY/FUJIFILM の4ブランドの「色の出方の特徴」を、初心者でもわかるように紹介します。

Canon(キヤノン)

やさしくて温かい「人肌の色」が得意。

Canonは昔から 「人の肌をきれいに見せる色」 に定評があります。
ポートレートを撮る人がCanonを好む理由のひとつです。

特徴

・全体的に“あたたかみ”のある色合い
・肌色が自然で柔らかい
・赤・オレンジ系がほんの少し強めで、夕景も綺麗
・見た瞬間に「優しい」印象の写真になりやすい

※人物撮影、家族写真、結婚式などに相性ばつぐん。

Nikon(ニコン)

濃く、深みのある色。自然風景が得意

Nikonの色は 「深い緑」「濃い青」 といった “しっかりした発色” が特徴です。
ポートレートを撮る人がCanonを好む理由のひとつです。

特徴

・緑や青の再現が得意で、風景がドラマチック
・影の階調(暗部の粘り)が強く、黒が締まる
・コントラスト強めでシャープ
・渋い硬派な色味
※山や海、夜景などの風景を撮る人から人気が高いメーカー。

SONY(ソニー)

ニュートラルで補正しやすい。動画勢にも人気

SONYはミラーレス市場の中心。
色は “クセが少なく、ニュートラル(中立)” なのが特徴です。

特徴

・白がクリアで、スッキリした色
・コントラスト控えめで編集耐性が高い
・肌はやや薄めの表現(最近はアップデートで改善傾向)
・S-Log など動画向けプロファイルが強い

そのため「撮って出しより、あとで編集する人向け」と言われることも多いです。
SNSやYouTube・Vlog、イベント撮影などに向いています。

FUJIFILM(富士フイルム)

とにかく“絵作りが美しい”。フィルムのような色

特徴

・色が濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい雰囲気
・フィルムのような柔らかい質感
・緑・赤の表現が美しい
・トーンがしっとりしていて“物語感”が出る

旅行・カフェ・ポートレート・ストリートスナップ…
とにかく“撮って出しが楽しい”メーカー。

まとめ

メーカーによって「色の味付け」が違うから、どのブランドを選ぶかで写真の印象は大きく変わります。

・人物を綺麗に撮りたい → Canon
ドラマチックな風景が好き → Nikon
編集で自分色に仕上げたい → SONY
おしゃれな“撮って出し” → FUJIFILM

自分の好みに合うメーカーを見つけると、撮影がもっと楽しくなりますよ!

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