ハイブリッドセミナー配信|講師スライド問題3選

こんにちは!プロデューサーのりっき~です。

嬉しいことに、ハイブリッドセミナーのお問い合わせが増えています。
※弊社は1日2拠点までですので、日程が決まっている場合はお早めに押さえてくださいね

ハイブリッドのセミナーで私が気を遣うことのひとつに、

講師の先生が作成するスライド

です。

“たった1つの小さな問題”が致命傷になる

「スライドが見づらすぎて参加者が離脱」「接続ミスで開始が遅れる」「画面が荒れて内容が伝わらない」――
特にハイブリッド形式では、オンライン・オフライン両方の参加者に対して一瞬の不備が“信頼の崩壊”につながりかねません。
実際、ウェビナー中のトラブルは離脱率を劇的に上昇させ、ブランド評価にも影響を及ぼすと報告されています。

そのため、これからご紹介する講師スライドで起きやすい“ちょっとした問題”を意識するだけで、配信の成功率が格段にアップします。
ぜひ最後までチェックして、次回のセミナーに備えてください。

①スライドサイズのバラつき問題

パワーポイントはデフォルトで作成すると「16:9」なのですが、オンラインを余りされていない講師の先生は「4:3」で作成することがあります。
これは、プロジェクターの投影画面としては横幅を基準となりますので「4:3」の方が画面が広く使え、情報をより多く出すことが出来るためです。
しかし、オンライン参加者のモニターは「16:9」なので余白が出てしまいます。そしてモニターは縦幅を基準としますので、「4:3」のサイズは逆に画面が小さくなってしまいます。
さらに講師が複数人登壇する場合、ファイルが混在してしまうことも多々あります。
そうすると
オンライン参加者の「視認性の低下」
を招く原因となってしまいます。

解決策としては、講師の先生にあらかじめ「16:9」で作成してもらうよう、お願いするしか手はありません。
もしダメでも、事前に資料を頂けるのであれば、弊社では許可を取ったうえで「16:9」に変更します。

②PC接続問題

登壇者ごとにパソコンが変わる・・・これは接続トラブル発生のリスク大です。
特にWindowsとMacが併用される状況になると・・・
リスクしかありません。
※Macなのに変換コネクタを持参してこない先生もいます。

そう考えると、リハーサルの時間がとても大切になるのですが、登壇する先生方を余り早くから会場入りさせるのも・・・等々、クリアしなければならない問題が多く出てしまいます。
そしてどれだけリハーサルを重ねても、ケーブル抜き差しトラブルの確率はゼロにはできません 。

なので解決策としては

最初に設営したパソコン1台を共有する形で講義してもらう

ことです。
さらに

複数のスライドファイルを登壇者順になるように、一つのファイルにする

これが出来ればベストです。

③配信画面の品質劣化問題

ハイブリッドなので「オンライン」と「オフライン」両方に同じ画面を出す必要があります。
YouTube Liveは大丈夫なのですが、ウェビナー等で画面共有せず、スイッチャーで画面表示させると解像度が低くなり、スライドの文字サイズによっては読めないといったことが発生します。

それを回避するためには

配信PCで第二カメラを使用する

ことなのですが、これも回線速度によっては講師の先生に切り替えた際に「カクカク」した動きになります。
そのため、他者と共有する回線(会場の回線はその部屋専用ではない場合が多いです)ではなく、配信用の回線(例えばPepLink等)を確保することも大切になってきます。

まとめ

これらの“たった3つのポイント”を押さえておくだけで、配信トラブルの発生率が激減します。
講師との立場の違いもあるかと思いますが、「主催者としての信頼性」「参加者への安心感」を守るためにも、しっかり共有しておく価値は十分にあります。

弊社では様々な会場でハイブリッド配信を行い、経験をしています。
もし不安な点がちょっとでもありましたら、お気軽にご相談ください。

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