飲み物のパッケージデザインにありがちなこと

プ(「プ」は半角カナ)

どうも、
「プ(「プ」は半角カナ)」です。
((「プ」は半角カナ)の部分は発音しなくて構いません)

突然ですが、あなたはコンビニやスーパーで飲み物を選ぶとき、パッケージのデザインを意識していますか?
飲料のパッケージデザインは各社ごとに多種多様なんですが、ジャンルごとにイメージがあって、パッと見ただけでなんの飲料かわかるのが面白いですよね。

今回は、いろんな飲み物をデザインの視点で説明していきたいと思います。

 

お茶系:安心感・和・健康志向

お茶のパッケージは、緑・茶・白など全体的に落ち着いた色合いが多め。
筆文字や和柄、茶葉の写真がよく使われ、「日本の心」みたいな雰囲気を大切にしているのが特徴です。

緑茶

(引用:https://www.itoen.jp/products/45534/

パッケージの色見としては、緑茶の名前通り、「緑」を基調にしたものが多いです。
他のお茶と比べても、視覚的に「緑茶」とわかりやすいデザインをしています。

ほうじ茶 

(引用:https://www.itoen.jp/products/41604/

焙煎感、香ばしいイメージを表現するため、茶色やオレンジを基調としたカラーリングが用いられることが多いです。
また、緑茶や麦茶と比べ、文字が横文字であったり、大正や昭和時代を思わせるハイカラなデザインが使用される事例も見かけます。
調べてみると、ほうじ茶は品質の落ちたお茶の葉を有効活用するために、大正や昭和初期に作られ始めたそうです。
デザインからその商品の歴史が垣間見えるのは非常に面白いですね。

麦茶

(引用:https://www.itoen.jp/products/41616/

麦茶は主に家庭におけるニーズが高いため、ほかのお茶と比べても庶民的な、親しみやすいデザインが用いられることが多いです。

 

炭酸飲料:エネルギー・刺激・POP感

炭酸飲料には、シュワッとした刺激を連想させるために、ビビッドカラーやパキッとしたロゴが多く、動きのあるグラフィックが目立ちます。
また、泡が沸き立つ表現をパッケージに取り込むことで、シズル感が表現されていることが多いです。

コーラ

(引用:https://hapimo.jp/view/item/000000001872

コーラのパッケージは多種多様ですが、基本的にはおしゃれなセリフ体や筆記体の英文がロゴとして使用されていることが多く、どことなくアメリカンな雰囲気を感じさせます。
主に、コカ・コーラのレトロかつ洗練されたデザインに影響を受けているものが多くみられる印象です。

また、コーラの代名詞として知られるコカ・コーラとペプシコーラですが、
コカ・コーラが販売当初からほとんどパッケージのデザインを変えていないのに対し、ペプシコーラは頻繁にパッケージデザインを変更しています。
気になる方はぜひ調べてみてください。

レモン炭酸

(引用:https://products.kirin.co.jp/softdrink/softdrink/detail.html?id=6890

モンを連想させる黄色や、さわやかなイメージをもつ青色を基調にしたカラーリングが多いです。

その中でも、上記のキリンレモンはどことなく懐かしさを感じさせるオールドなフォントが用いられており、ほかのレモン飲料と比べても印象的なものとなっています。
キリンレモンは1928年に発売されたロングセラー商品であるうえに、当時から「着色料不使用」「純糖(純粋な砂糖)を使用」という安全性をうたった商品でもあります。
その信頼感を顧客に印象付けるために、このようなノスタルジックなデザインが採用されたのかもしれません。

エナジードリンク

(引用:https://kiiva.co.jp/item/n6-energy-500ml/

細めの缶に、サイバーチックでスタイリッシュなデザインが頻繁に用いられています。
対象となる顧客層が若者のため、おしゃれでかっこいいデザインであることが求められているのかもしれません。
また近年では、eスポーツとの親和性を高めるために、クールでありながらカラフルでエレクトリックなパッケージデザインが採用される事例も多いです。

 

フルーツジュース系:鮮やか・ジューシー

(引用:https://www.meg-snow.com/products/detail.php?p=dole_orange200

果汁飲料やフルーツジュースは、果物特有の色鮮やかさや、みずみずしさを表現したデザインが多く用いられています。
また、フルーツ飲料であることが一目でわかるように、果物の写真や写実的なイメージ画像がパッケージに大きく使用されていることが多いです。
特に果汁100%ジュースは顧客に安全性や信頼感を伝えるため、より果物のイメージがしっかり伝わるようなデザインとなっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

続きをお楽しみに!

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