【2025年11月最新版】YouTubeの「コラボレーター招待」機能とは?共同投稿で広がる新しいチャンネル運用戦略

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はじめに
2025年秋、YouTubeが新たに導入を進めているのが、「コラボレーター招待(Collaborator Invite)」機能です。
この機能を使うと、複数のクリエイターや企業アカウントが1本の動画を共同投稿できるようになります。
Instagramの「コラボ投稿」に近い仕組みで、互いのチャンネルに同じ動画が表示されるため、
今後の動画マーケティングにおいても注目が集まっています。
※本記事の内容は2025年11月時点の公式ヘルプ・報道ベースの情報を元にまとめています。
一部機能は段階的に提供中であり、すべてのチャンネルで利用可能とは限りません。
(出典:YouTubeヘルプセンター・Social Media Today・RouteNoteなど)
1. コラボレーター招待機能とは?
YouTubeの「コラボレーター招待(Invite Collaborators)」とは、
動画をアップロードする際に共同制作者を招待し、同一コンテンツを複数チャンネルで共有できる仕組みです。
🔸 現時点での主な仕様
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動画アップロード時に共同制作者(Collaborator)を招待可能
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招待を受けた側が承認すると、両チャンネルに同じ動画が表示
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招待されたチャンネルの名前が動画タイトル下に表示され、コラボ相手のチャンネル登録ボタンも自動で追加
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コメント欄や再生データはチャンネル別に管理される可能性が高く、
完全な「共有データ化」はまだ段階的に導入されている段階 
つまり、「共同出演」ではなく「共同公開」に近い形で動画を出せるようになるイメージです。
2. 招待の流れ(2025年11月時点)
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動画アップロード画面で「詳細設定」または「コラボレーターを招待」を選択
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共同で投稿したいチャンネルのハンドル名またはURLを入力
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相手が招待を承認すると、動画が両方のチャンネルに表示
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公開後、双方のアナリティクス権限が付与されるテスト機能も一部で確認されています
 
現段階では「正式版」として全アカウントに提供されているわけではなく、
ショート動画から順次テスト中とYouTube公式が発表しています。
3. コラボレーションのメリット
1. 視聴者層の相互拡大
異なるフォロワー層を持つチャンネル同士が協力することで、双方のファンに自然にリーチ可能。
たとえば「企業×クリエイター」「観光局×店舗」「メーカー×インフルエンサー」といった組み合わせは非常に有効です。
2. 制作・投稿の効率化
台本・撮影・編集を分担できるため、一人で抱える負担を減らしつつ投稿頻度を維持できます。
3. アルゴリズム面での優位性
YouTubeは近年、「共同制作」や「コラボレーション」を推進しており、
複数チャンネルをまたぐ動画は発見タブやおすすめに掲載されやすい傾向があります。
(これは公式のアルゴリズム仕様ではなく、実際のトレンド観測ベースの分析です。)
4. 注意点と安全な運用のコツ
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コラボ相手と公開権限・編集権限の範囲を事前に明確化する
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サムネイル・タイトル・タグを統一して認知を分散させない
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広告・案件動画の場合は**「広告を含みます」などの明示**を必ず行う
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両方のチャンネル視聴者に刺さるテーマ設定にする(どちらかに偏らせない)
 
✏️ 特に企業同士のコラボでは「どちらのチャンネルで収益を受け取るか」などの調整が必要です。
契約や権利関係をあいまいにしたまま公開すると、後々トラブルになる可能性もあります。
5. 企業アカウントでの活用事例
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イベント共同主催の動画
→ 主催企業と会場スポンサーが同じ動画を同時公開し、認知を共有。 - 
インフルエンサーとのコラボ商品発表
→ クリエイターが出演した商品紹介を、企業公式チャンネルとクリエイター側の双方で同時公開。 - 
観光・地域PR系の連携
→ 観光局と飲食・ホテル事業者が同一動画を配信し、エリアの回遊性を高める。 
6. PIPELINEによるSNS・YouTube運用支援
当社 PIPELINE株式会社 では、企業・自治体・ブランドのYouTubeやSNS運用支援を行っています。
コラボレーション投稿をはじめ、
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動画台本の構成設計
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撮影・編集の進行管理
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複数チャンネル間での投稿調整
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効果測定・レポート分析
 
まで、一貫してサポート可能です。
YouTube単体ではなく、TikTok・Instagramリール・X動画と組み合わせて戦略設計を行うことで、
「認知 → 興味 → 来店/購買」までをつなぐSNS運用を支援しています。
まとめ
YouTubeの「コラボレーター招待」機能は、
今後のSNSマーケティングにおいて、“共創の時代”を象徴する新しい仕組みといえます。
まだ全チャンネルで使えるわけではありませんが、
導入が進むにつれて、企業・インフルエンサー・自治体などの連携がより自然に行えるようになります。
1本の動画を複数のチャンネルで発信する。
その影響力は、従来の倍以上に広がる可能性があります。
PIPELINEでは、こうした最新機能を踏まえたSNS・動画戦略の実践サポートを行っています。
「YouTubeコラボを取り入れたい」「複数SNSで連動したい」とお考えの方は、お気軽にご相談ください。