口コミの進化系【UGC】を知らないと損する理由
どうも、プロインタビュアーのにゅきおです。
神戸の北野町でプロインタビュアーをさせていただいております。
収録していない人も含めると約1698人以上の方にインタビューの実績があります。
先日、健康診断で肝臓の数値が"682"だったので震えています。
最近、SNSやWEB業界でよく耳にする「UGC」。
「名前だけ聞いたことあるけど、正直よく分からん…コーヒー？」という方も多いのでは。
今回は「UGC」についての記事を書いていきます。
UGCってなに？
UGCとは、User Generated Content（ユーザー生成コンテンツ） の略。
もっと簡単に言うと、お客さん自身が勝手に作ってくれる“口コミの進化版”みたいなものです。
・商品を使った感想
・お店で撮った写真
・旅行先でのストーリー投稿
・「これ良かったよ〜」というレビュー
・ファンアートやブログ記事
などなど。
企業が作る宣伝じゃなく、「その商品が好きな人」が自発的に発信した内容がUGC。
あなたも何か買う前にSNS検索してませんか？
あれ、まさにUGCを見に行ってるんです。
UGCはなんで大事なの？
SNS時代の今、企業の広告よりも、
“知らない誰かのリアルな声”のほうが信用される という不思議な時代になりました。
理由はこちら。
・企業発信よりも「嘘がなさそう」
・実際の使い心地が分かる
・写真がリアルで参考になる
・同じ目線だから信頼しやすい
つまり、UGCは “最強のリアル口コミ” なんです。
そしてSNSでは、このUGCが拡散されることで、
企業が広告費をかけなくても勝手に広がる…なんてことも起こります。
広告費ゼロで宣伝してもらえるなんて、ありがたすぎますよね。神。
UGCはどうやって生まれるの？
UGCは、お客さんの「よかった」「楽しい」「これ人に言いたい」をきっかけに生まれます。
・写真撮りたくなる商品
・つい誰かにすすめたくなる体験
・ストーリーに載せたくなる空間
・思わずレビューしたくなるサービス
つまり、
お客さんの感情が動いたときにUGCが生まれるわけです。
「投稿してください！」よりも、「投稿したくなる体験」を作るほうが断然大事。
UGCのメリット
企業にとって、UGCが増えるとこんな良いことが。
・信頼される→リアルな声は、どんな広告より強いです。
・SNSで勝手に広がる→“広告感ゼロ”なので嫌がられず広がりやすい。
・購入の後押しになる→「この人も使ってるなら安心」効果。
・コンテンツが増える→企業側は手を動かさなくてもSNS素材が増えていく。
UGCを増やすためにできること
UGCはお願いすれば生まれるものではありませんが、
自然と投稿してもらえる仕掛けを作ることは可能です。
・写真映えするスポットを作る
・ユーザーの投稿をSNSで紹介してあげる
・ハッシュタグキャンペーンを用意する
・商品体験を「ちょっと特別」にする
・感情が動く工夫（驚き・感動・笑えるポイント）
UGCの本質は、「この体験を誰かに伝えたい！」と思ってもらえるかどうか。
そこさえ押さえれば、自然と広がっていきます。
今日からできるチェックリスト
① 自分のサービスで「投稿したくなる瞬間」を考える
写真・体験・味・感動・驚きなど。
② お客さんの声をSNSで丁寧に紹介する
紹介されると嬉しくて、さらに投稿したくなる。
③ ハッシュタグを一つに統一する
集まりやすい・見つけやすい・広がりやすい。
④ 投稿しやすい“ネタ”を用意する
フォトスポット、POP、メッセージカードなど。
⑤ UGC分析をして改善していく
どんな投稿が多い？どの瞬間で撮られている？
それを強化するのが一番効果的。
UGCは、企業にとってもお客さんにとっても嬉しい「共創コンテンツ」。
時代に合ったブランドづくりには欠かせません。
「企業が語る時代」から、「お客さんが語る時代」へ。
そんな流れに上手く乗って、ブランドを大きくしていくのはいかがでしょうか。
UCCと見間違えた人はこのインタビュー番組がおすすめ。
