レンズの種類とそれぞれの特徴
カメラを始めてしばらくすると、
「ボディより、レンズの方が大事って聞くけど…？」
そんな疑問が出てきます。
実際、写真の印象を大きく左右するのはレンズ。
この記事では、代表的なレンズの種類と特徴を、用途イメージ付きで分かりやすくまとめます。
単焦点レンズ
焦点距離が固定されたレンズ。
ズームはできませんが、その分メリットが大きいです。
特徴
・明るい（F1.8、F1.4など）
・ボケがきれい
・軽くてコンパクト
・画質がシャープ
※人物撮影、家族写真、結婚式などに相性ばつぐん。
向いている撮影
・ポートレート
・スナップ
・日常・街撮り
・室内撮影
標準ズームレンズ
広角〜中望遠までをカバーする、万能タイプ。
特徴
・1本で幅広く撮れる
・レンズ交換が少なくて済む
・旅行・イベント向き
向いている撮影
・旅行
・家族写真
・風景＋人物
・オールジャンル
望遠ズームレンズ
被写体との距離を縮めずに撮れるレンズ。
特徴
・背景が大きくボケる
・圧縮効果で迫力が出る
・被写体に近づかなくていい
向いている撮影
・スポーツ
・動物・野鳥
・子どもの運動会
・圧縮感のあるポートレート
広角レンズ
広い範囲を一度に写せるレンズ。
特徴
・ダイナミックな構図
・奥行き感が強い
・室内でも広く写せる
向いている撮影
・風景
・建築・街並み
・室内
・Vlog・動画
マクロレンズ
被写体に極端に近づいて撮れるレンズ。
特徴
・細部まで写る
・等倍撮影が可能
・ピントがシビア
向いている撮影
・花
・昆虫
・小物・商品撮影
・テクスチャ表現
まとめ｜レンズが変わると、写真の考え方も変わる
レンズは「拡大する道具」ではなく、
世界の切り取り方を変える道具です。
・ボケを楽しむ
・距離感を操る
・空気感を写す
どれを選ぶかで、写真の方向性も自然と決まります。
