職場の“飲み会文化”をアップデート!【ハラスメント防止の心得】

どうも、プロインタビュアーのにゅきおです。
神戸の北野町でプロインタビュアーをさせていただいております。
収録していない人も含めると約1701人以上の方にインタビューの実績があります。
最近顔に使ってるクリームがヘアケア用だったことに驚きを隠せないです。
街にイルミネーションが灯りはじめると、
「あ、そろそろ忘年会シーズンか」と感じますよね。
幹事の皆さんは「お店どうしよう」「日程どうしよう」と頭を抱え、
参加する側は「断ったら悪いかな…」「お酒強要されたらイヤだな…」と、
どこかソワソワする季節です。
楽しいはずの忘年会や新年会が、気づけば“ハラスメントの温床”になってしまうことも少なくありません。
今回は、ハラスメントにならない飲み会の開き方について、どうやれば職場の“飲み会文化”をアップデートできるのかを書いていきます。
「飲み会=楽しい」とは限らない
社会人になると、年末年始の恒例行事といえば「忘年会」や「新年会」。
「親睦を深めよう!」という目的のはずが、いつの間にか “強制参加”や“無礼講(の名のもとに暴走)”だったり“マウント合戦” に発展してしまう場合も…。
楽しむための場が、気づけば“ハラスメントの温床”になっていることもあります。
ハラスメントになりやすい“飲み会あるある”
以下、よくある話
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「飲めないの?」と何度も勧める
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恋愛・結婚・家族の話を根掘り葉掘り
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「若手は余興やって!」と強制
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上司の武勇伝が1時間コース
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「今日くらいはいいだろ」とスキンシップ などなど
一見、悪気がなくても、受け手にとってはストレスになることがあります。
特に世代や性別が違うと「距離の取り方」に差が出やすいんですよね。
なぜ起きてしまうのか?
多くの場合、「盛り上げたい」「場をなごませたい」という“善意”から。
でもその“善意”が自分基準で押し付けになると、ハラスメントに変わってしまいます。
たとえば、
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「自分の若い頃はこうだった」
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「飲みニケーションは大事だ」
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「断られたら寂しい」
どれも悪意ではないけれど、相手の心のスペースを奪う行為になりがちです。
対策:幹事ができること
忘年会・新年会の主催者(幹事)こそ、場の空気づくりのキーパーソン。
以下の3つを意識するだけで、安心して楽しめる会になります。
① 参加は「自由」に、断りやすく
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案内文に「自由参加」「途中参加・途中退出OK」と明記する。
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出欠を取るときも「予定がある方はお気軽にパスしてください」と添える。
→ “断れる空気”をつくるのが、最大の配慮。
② 「飲み会=アルコール」じゃなくてもいい
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ノンアルやソフトドリンクを前提にする。
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食事メイン・おしゃべりメイン・ボードゲームなどテーマを設ける。
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「○○鍋会」「推し活報告会」など、内容重視の企画もおすすめ。
→ お酒に頼らない“楽しい雰囲気”を演出できれば、誰でも安心。
③ 「上下関係」ではなく「チーム」で
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上司・先輩が「部下の話を聞く側」に回る。
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スピーチや余興を強制しない。
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一人ひとりが自分のペースで過ごせる時間配分に。
→ 「笑わせる場」ではなく「笑い合う場」をつくる。
対策:参加者ができること
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断るときは「予定があるので、またの機会に!」でOK。
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苦手な話題になったら、話題を変える or 席を立つ勇気も大事。
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「飲めない人が安心していられる空気」を一緒に守る意識を。
まとめ:誰もが気持ちよく帰れる会に
楽しい飲み会は、「盛り上がった」よりも「心地よかった」で終わるたいものですな。
忘年会も新年会も、“みんなが安心して笑える場”にすることが本当の“チームビルディング”です。
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