iOS26の「Liquid Glass(リキッドグラス)」って「Frutiger Aero(フルティガー・エアロ)」み無い?

どうも、
「プ(「プ」は半角カナ)」です。
((「プ」は半角カナ)の部分は発音しなくて構いません)
突然ですが、あなたはiOS26をご存知でしょうか。
iOS26は、2025年秋に配信予定の、Apple社が開発した新OSです。
今までのナンバリングとは異なり、リリース年の西暦下2桁が名前に付けられたのは、衝撃的でしたね。
そんな次回のiOS26には、「Liquid Glass(リキッドグラス)」という新しいデザインが搭載予定です。
個人的にこのデザインは今までのデザインの流行りを覆す、大きな転換点となりうると考えております。
今回は「Liquid Glass(リキッドグラス)」について、今までのデザインの流行や
以前のWindowsに搭載されていた「Aero(エアロ)」との類似点に着目し、説明したいと思います。
デザインの流行の変遷~リアルからフラットへ
まずLiquid Glassを理解するために、Appleやデジタルデザインの歴史の流れを振り返ります。
スキューモーフィズム時代(立体・リアル重視)
(引用:https://news.mynavi.jp/article/iphone_kihon-500/)
iPhoneが誕生した頃(iOS 1〜6くらい)は、立体感・素材感を重視したデザインが採用されていました。
- カメラアプリのレンズの光沢や、写真アプリの写実的な向日葵など、リアルな質感が特徴的
- ボタンや通知のポップアップは盛り上がったような光沢が施されている
このようなデザインはスキューモーフィズム(Skeuomorphism)またはリッチデザインと呼ばれます。
これらは視認性が高く(例えば、ボタンやスライドなど「触って操作する」部分に立体的な装飾がなされている)、ユーザーが直感的に操作しやすいため、iOS7までは定番のデザインとして多くのユーザーに親しまれていました。
フラットデザインの台頭(iOS7~)
(引用:https://news.mynavi.jp/article/iphone_kihon-500/)
2013年、iOS 7で今まで親しまれていたUIが大きく変更しました。
- 素材感を排除した平面的なデザイン
- 単色ベタ塗り、もしくは最低限のグラデーションが用いられる
これまでの立体感を徹底的に捨てて、「情報の整理」「ミニマル」を目指したのがフラットデザインでした。
GoogleのMaterial DesignやMicrosoftのMetro UIもAppleに続く形でフラットデザインを採用しました。
これらのデザインはシンプルで洗練されたデザインだと評価する人もいた一方で、
「デザインがチープになった」「ボタンがわかりにくい」などの不満の声もいたるところで上がっていました。
ニューモーフィズム・質感の復活
ニューモフィズム
(引用:https://fastcoding.jp/blog/all/info/neumorphism/)
近年では、完全なフラットデザインから進化した、以下のようなデザインがありとあらゆる場所で見られるようになりました。
- ニューモーフィズム(やわらかい凹凸)
- グラスモーフィズム(ガラスのような透過)
- 微妙な光沢やボケ感
このように、完全な平面ではなく、若干の素材感を感じさせるデザインが少しずつ台頭するようになったのです。
Liquid Glass とは?
そんな流れの中で注目されてるのが、iOS 26 の Liquid Glassです。
名前の通り、「液体のように滑らかで、ガラスのように透き通る」質感を思わせるデザインが特徴的です。
Liquid Glassの特徴は:
- ガラスのように背景を透かし、透過した部分が液体のように揺らめく微細な動き
- 光の当たり方で色味や明るさが変わる
- UIパーツ同士が溶け込むような視覚効果
つまり、ただの半透明じゃなく、動きと質感をリアルに再現するガラス感がLiquid Glassのポイントなんです。
Liquid Glass は Windows Aero に似ている?
ところで、Liquid GlassってWindows Vista/7 時代の「Aero」に似ていませんか?
(引用:https://de.wikipedia.org/wiki/Windows_Aero)
Windows Aero の特徴
- ガラスのような透き通るウィンドウ
- 背景がうっすら見えるブラー(ぼかし)効果
- ライトの反射でガラス感を演出
このように、美麗なテクスチャが話題を呼んだAeroでしたが、当時の評価はあまり良くなかったようです。
その原因として、デザイン的な面ではなく、凝ったデザインに技術が追い付いていなかった、という点が主に上げられました。
特にVistaのころは、革新的なデザインがかえってシステムの不安定さを生み、Vistaの販売以降も安定性の上で優れていた先代のXPを使用していたというユーザーも少なくありませんでした。
Liquid Glass との違い・進化
Liquid GlassもAeroと同じく透明感を活かしたデザインですが、デザインや機能面では十数年前よりもはるかに進歩しています。
動きが滑らか
Aeroの効果は基本的に静止していましたが、Liquid Glassは揺らぎや流体的なモーションがあると言われています。
処理能力の進化
当時の処理能力では、機能面で優れたPCでしかAeroは満足に動かすことができなかったそう。しかし、現在のスマホは処理能力が進歩しており、Liquid Glassのモーションにも耐えうることができるでしょう。
AIとの連携
Liquid Glassは、ユーザーの環境や時間帯によって自動で色や透明度を調整する可能性があると考えられています。。これはAeroにはなかった次世代の部分ですね。
つまりLiquid Glassは、フラットデザインにあふれた現代に「質感」を取り戻す再挑戦のように感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私のiPhone14 pro maxでもLiquid Glassがきれいに動くといいですね。